一般歯科
General dentistry
安藤歯科医院における一般歯科について

安藤歯科医院では一般歯科及び定期検診をいたします。
虫歯、歯周病、歯槽膿漏、抜歯、炎症治療、知覚過敏等、通常歯科医院に通院した際に受けるケアになります。
虫歯を予防するには、自分自身でのケアに加えて定期的な検診で虫歯や歯周病のチェック歯石・歯垢のプロフェッショナルな除去(PMTC)をおすすめしています。
歯周病とその危険性
歯磨きをしたときに歯茎から血が出ることはありませんか?
それは、歯周病がはじまっているサインかもしれません。

歯周病は歯茎から時々出血する、晴れるという軽度の症状から始まり、やがて膿が出て歯を支えるべき歯周組織が崩れ最終的には歯が抜けてしまう大変怖い病気です。ほとんど痛みを伴わずに症状が進行していくのでサイレントキラーとも呼ばれているくらいです。ご自身の歯を失うだけでなく、かぶせものやインプラントなどの再治療が必要になってしまいます。歯周病対策は健康できれいな歯と心身を保つためにとても大切なことです。歯周病は口腔内の問題だけでなく、糖尿病や肺炎、心臓病などのさまざまな全身疾患や腸内環境に相互的に悪影響を与えるため放っておいてはいけない疾患です。
丁寧なブラッシングと食生活を整え、同時に不足しがちなマグネシウムや亜鉛、ビタミンD3やビタミンKをサプリメントで補うなどの習慣をつけましょう。
歯周病の対策

歯周病の原因は歯垢(プラーク)とそれが石灰化して硬くなった歯石に存在している歯周病菌によって引き起こされます。歯垢とは口の中で繁殖した菌が水に溶けにくいねばねばした物質(ムチン)とともに歯の表面に付着してできた白く柔らかい沈着物のことです。とても粘着性が高いため口をゆすぐだけでは取り除けません。歯ブラシやデンタルフロス、歯間ブラシを使い丁寧に磨くことが必要です。歯石とは取り除かれないままの歯垢が唾液中のカルシウムと結合し石灰化したものです。

歯石の表面はとてもザラザラしているのでその上に余計に歯垢が沈着してしまう悪循環となります。歯石になってしまうともう歯ブラシではとれません。歯石予防や症状の改善のためにはまず歯垢をためないこと(プラークコントロール)を徹底することが必要です。特に気をつけなくてはいけないのは歯周ポケット(歯と歯茎の境目)部分です。ここは歯周病菌が好んで住みつき繁殖を繰り返していく場所ですのでここをキレイにしないといけません。歯と歯茎の境目に歯ブラシをそっと当てて、やさしく振動をあたえるようにブラッシングすることによって歯周ポケット内の歯垢を取り除きましょう。
そこだけではなく歯と歯の隙間や歯の噛み合わせる面の溝なども歯垢はたまりやすいのでブラッシングによりキレイに保つことが必要です。喫煙の習慣のある方はタバコの毛細血管を収縮させる作用によって歯周病を悪化させやすいので特に丁寧なケアをしてください。歯石の除去、歯周ポケットの薬剤を用いた洗浄やレーザーによる殺菌処置等、医院での治療が可能です。
レーザーの歯周病治療

歯科におけるレーザーは虫歯や歯周病を引き起こす細菌を殺菌することに大きな効果を発揮します。レーザー治療は歯周病で抜いてしまわなければならないような歯も残すことが可能になります。痛みが少なく従来の治療方法に比べ回復が早く口内炎や知覚過敏の症状にも効果があるという特徴があります。歯周病菌(プラーク)をためておくと歯肉の血行が悪くなり歯を支えている骨が溶けてしまい最終的には歯が抜けてしまいます。一生懸命歯磨きをしてもなかなな治りづらい重症の場合は歯肉をメスで切り取らなければなりませんでしたが歯周病のレーザー治療では炎症が起こっている歯茎の溝(歯周ポケット)の中を焼いて蒸発させます。出血もほとんどなく、レーザーを照射することで歯周病菌をやっつけて弱っている歯茎の血行を良くして健康な引き締まった歯茎を再生します。